単語猫 · 学術英語単語帳

学術英語セレクション(NAWL 953語)プレビュー

New Academic Word List 1.2 に基づく大学・留学・英検向けの学術頻出英単語953語。

英語の学術論文や大学の洋書テキスト、あるいはIELTS・TOEFLの長文問題を読んでいるとき、一番つまずきやすいのは実は専門用語ではありません。専門用語は本文中で説明されることが多いのに対し、著者の主張のニュアンスや因果関係を決めている「学術共通語彙(アカデミック英単語)」を読み違えると、段落全体の意味が逆転してしまうからです。

たとえば、ある仮説が plausible(一見もっともらしい)と書かれているのを「証明された事実」と読んでしまったり、2つのデータが correlate with(相関している)だけなのに「一方が他方の原因である」と選んでしまったりするケースです。

単語猫(Mocavoca)の「NAWL 学術英語セレクション」には、Charles Browne 教授らの研究チームが2億8,800万語の現代学術コーパス(科学・人文・ビジネス・大学講義)から選定した New Academic Word List (NAWL 1.2) の 953語が収録されています。日常基礎語彙(NGSL)と組み合わせることで、英語論文や学術テキストの語彙カバー率を約92%まで引き上げられる、もっとも投資対効果の高い1冊です。

論文・長文の骨格をつかむ4枚のカード実例

学術英単語は「英単語=日本語1語」の丸暗記ではなかなか使えません。ここでは単語猫の nawl-academic-selected 単語帳から、empirical、correlate、plausible、parameter の4語を取り出し、例文のなかで前置詞やニュアンスをどう押さえるかを見ていきましょう。

単語猫 NAWL 学術英単語帳 empirical の水彩イラスト:実際の実験や観察に基づく実証的証拠

empirical

/ˌɛˈmpɪrɪkəl/ · adj. 実証的な;経験的な

The claim needs empirical evidence from real experiments.

その主張には実際の実験からの実証的な証拠が必要です。

日本語訳の「経験的な」だけを見ると「個人の勘や経験則」と誤解しがちですが、後ろの from real experiments(実際の実験からの)とセットで見ると本来の意味がはっきりします。学術英語での empirical は「机上の空論・純粋な理論(theoretical)」の対義語であり、観察や実験データによって裏付けられた「実証的な」という意味で使われます。

単語猫 NAWL 学術英単語帳 correlate の水彩イラスト:睡眠時間とテストの点数の相関関係

correlate

/ˈkɔrəˌleɪt/ · v. 相関する;関連づける

Sleep hours correlate closely with test scores.

睡眠時間はテストの点数と密接に相関します。

この例文では、後ろに続く前置詞 with(correlate closely with)を丸ごと口に馴染ませるのがコツです。また、「睡眠時間とテストの点数が連動して動く(相関がある)」ことを示す表現であり、ただちに一方的な因果関係を断定しない控えめな正確さがあるため、エッセイやグラフ描写でも重宝します。

単語猫 NAWL 学術英単語帳 plausible の水彩イラスト:一見もっともらしく聞こえる遅刻の言い訳

plausible

/ˈplɔzəbəl/ · adj. もっともらしい;ありそうな

His excuse for being late sounded plausible.

彼の遅刻の言い訳はもっともらしく聞こえました。

長文読解で筆者の態度を読み取るカギになる形容詞です。例文でも sounded plausible(もっともらしく聞こえた)と使われている通り、「筋は通っていて本当らしく見える(が、まだ確定とは限らない)」という絶妙な距離感を含んでいます。論文で先行研究の仮説を a plausible explanation と呼んでいたら、次の段落で反証や新しいデータが出てくる合図かもしれません。

単語猫 NAWL 学術英単語帳 parameter の水彩イラスト:設定画面でパラメーターを調整する場面

parameter

/pɚˈæmətɚ/ · n. パラメーター;範囲

You can change this parameter in the settings.

設定でこのパラメーターを変更できます。

ITや統計では「設定値・媒介変数」ですが、社会科学やビジネスの文章では複数形の parameters で「議論の枠組み・予算や規則の範囲(within the parameters of...)」という意味でも頻出します。アクセントが第2音節(-ram-)にあることを音声で確認しながら、スペル入力問題で母音の並びを固めましょう。

953語を無理なく1周する日数シミュレーション

5,000語を超える試験用大辞典と違い、953語なら2〜4か月で気持ちよく1周できます。しかも、obtain(取得する)や distribution(配布・分布)のようにすでに知っている単語は、カード画面で「既知」をタップすれば初日の練習をスキップし、3日後の確認テストへ直行できます。

1日の新出単語ペース953語すべてを新出として学ぶ場合約300語を「既知」スキップした場合(残り約650語)10日目以降の1日合計時間(新出+復習)
1日 5語(ゆったりペース)191 学習日約 131 学習日約8分/日・忙しい学期中や寝る前の習慣に最適
1日 8語(おすすめ標準ペース)120 学習日約 82 学習日(約2.7か月)約12〜15分/日・通勤や通学の電車1本で完了
1日 12語(短期集中ペース)80 学習日約 55 学習日(約2か月弱)約18〜20分/日・留学準備やIELTS/TOEFL対策に

ビジネス英語の TOEIC 頻出1,249語(TSL)と並行して進める場合も、単語猫では単語帳ごとに学習記録と復習リストが別々に保存されるため、進捗が混ざる心配はありません。

単語猫の単語帳一覧画面:NAWL学術英語やTOEIC単語帳の進捗をそれぞれ独立して保存
単語帳ごとに学習記録と復習リストが独立して保存されるため、NAWLとTOEICをいつでも自由に切り替えられます。

単語猫で NAWL 学術英単語953語を始める

描き下ろし水彩イラスト、ネイティブ発音音声、意味・リスニング・スペルの3方向テスト、1・3・7・14・30日の忘却曲線スケジュールを搭載。広告ゼロで穏やかに学習を続けられます。

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よくある質問

NAWL(New Academic Word List)は従来のAWLと何が違いますか?

2000年に公開された従来のAWL(570語族)が古い基礎語彙リストを前提としていたのに対し、NAWL 1.2は現代の学術コーパス(2億8,800万語)から再構築され、NGSL(新汎用サービスリスト)と重複しない現代の必須学術語953語を厳選しています。

TOEIC単語帳(TSL)とNAWL学術単語帳はどちらから始めるべきですか?

オフィス実務やTOEIC L&Rのスコアアップが目的なら TOEIC頻出1,249語(TSL)、大学の英語論文読解・大学院入試・IELTS/TOEFL対策が目的なら本ページのNAWL 953語から始めるのが最も効率的です。

出典と関連ページ

見出し語は New Academic Word List 1.2(Browne, C., Culligan, B. & Phillips, J. / CC BY-SA 4.0)に基づき選定し、単語猫チームが日本語・英語・中国語の意味解説、例文、水彩イラストを作成しています。

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